エデンの西の片隅で

140字では足りない時に。

もしもジャニーズWESTがスポーツ系少年漫画だったら

重岡大毅は少年漫画の主人公」

という意見が、最近Twitter等で散見されます。

 

私自身、以前重岡の主人公属性に関する記事を書いたことがあります。

aika2aime.hatenablog.com

ちょうど今日、テニプリの作者でありハッピーメディアクリエイターでもある許斐先生の初ライブで生まれた伝説の数々をTwitterで見ながら、ふと思いました。

重岡がテニプリみたいなスポーツ漫画の主人公と仮定したら、ジャニーズWESTってとっても漫画的なのでは。

 

思いついたらとりあえずやってみよう!というわけで、アイドル重岡大毅の歩みを少年漫画風にふわっとまとめてみました。

Genius01:「重岡大毅現る」~入部編~

J学園に編入してきた重岡大毅は、ひょんなことから「アイドル部」に入部する。

そこで出逢ったのは、

他人に厳しく自分にはもっと厳しい、硬派で熱血な指導役で後にライバルにもなる・神山智洋

学園一のモテ男、美しいビジュアルと天然ボケのギャップが魅力な同期・藤井流星

藤井に並ぶ美丈夫ながら、母性本能をくすぐるビックベビーな下級生・小瀧望

そしてアイドル部の次期エース候補、およそ欠点らしい欠点のない同期・中山優馬

 

神山にしごかれたり、藤井に振り回されたり、小瀧に泣かれたりしながら、重岡は徐々にアイドルのおもしろさに気付き、同時に生来の才能や華を開花させ、頭角を表し始める。

 

Genius02:「さらば優馬」~優馬編~

同期達と絆を深めつつあった重岡に、突然の別れが訪れる。

大人の事情 家庭の事情により、中山が東京に引っ越すことになったのだ。

「お前がJ学園の柱になるんや」

中山からJ学園アイドル部を託された重岡は、決意も新たにさらにアイドル道へのめり込んでいく。

 

Genius03:「J学園三強現る」~選抜トーナメント編~

アイドル全国大会に向けて、アイドル部ではメンバー選抜が行われていた。

それまでほとんど姿を現さなかった手強い先輩達が、次々と重岡の前に立ちはだかる。

J学園きっての頭脳派、桐山とのコンビで最強の呼び声高い中間淳太

中間の無二の相方にしてアイドル部の切り込み隊長でもある桐山照史

かつての相方との悲劇的な別れを乗り越え、穏やかな笑みを浮かべる濱田崇弘。

次々に同期達が脱落し、有力な先輩達も姿を消していく中、選ばれたのは中間、桐山、小瀧、そして重岡だった。

 

Genius05:「勝利のために」~ジャニーズWEST結成編~

選抜メンバー入りした重岡だったが、共に切磋琢磨してきた神山達の選抜落ちに衝撃を受ける。

「今のままでは全国にはいけない。勝ち抜くためにはあいつらの力が必要や」

重岡は中間達と共に奔走し、神山、藤井、濱田の三名を選抜メンバーに加えることを認めさせた。

J学園アイドル部最強のチーム「ジャニーズWEST」が誕生したのだ。

 

Genius06:「ライバルはラブホリ王子?」~健人編~

他校でも名を知られるようになった重岡の前に、突然謎の男が現れる。

彼の名前は中島健人。転校してきた中山から重岡の噂を聞いてやって来た、東京の強豪アイドル部のエースだ。

青春の全て、いや人生を賭してアイドルとしての生き方を貫く中島に衝撃を受ける重岡。

中島もまた、重岡の持つ才能の片鱗に触れ、彼をライバルと呼ぶようになる。

 

・・・・・・・以下続刊、みたいな。

 

ネタが切れたとか言わないように。

テニスの王子様も都大会で脱落した身ではこれ以上出ませんでした。(早い)

 

いやぁ、しかし思った以上に重岡はスポーツ系少年漫画の主人公してましたね。

 

出逢い、別れ、勝負の厳しさ、努力と才能、そしてライバル。

 

まさに少年ジャンプ!

 

また他のメンバーとの関係性もとっても少年漫画チック!

 

初期は主人公より上のライバルでありながら、その後は仲間になって馴染んでいき、ギャグパートなどもこなすようになるドラゴンボールでいうところのピッコロ・ベジータ系譜を受け継ぐ神山とか。

女性ファンに媚び過ぎとか言われつつ、キャラソンやグッズの売り上げやバレンタインに読者から贈られるチョコレートの数で結果を見せつけてくる藤井とか。

重岡の無茶に巻き込まれたり、濱田に懐いたり、毎回感動のシーンで号泣したりと、重岡に次いでおいしいところを持って行き、成長も著しいため裏主人公というあだ名がつきそうな小瀧とか。

選抜トーナメント戦ではラスボスとして君臨したのに、その後の全国大会では重岡の保護者と化してギャグパートで活躍を見せてくれる中間とか。

重岡の才能と実力を認めて彼をエースと呼ぶものの、かつてのエースの実力は嘘ではなく、気付けば最も勝ち星を上げていそうなジョーカー的存在の桐山とか。

一見地味そうなのに登場時からすでに暗い過去を背負っているため、番外編等が作られて人気に火が点きそうな濱田とか。

 

漫画自体は大きなお姉さん達からも支持されそうですが、重岡は子供達のヒーローになれる素養を持っていると思います。

大人の事情や理不尽に対して、面と向かって「NO」を突き付ける強さ。

子供のように無邪気に好きなものを好きと言える素直さと、常識に縛られない傍若無人さ。

そして、泥臭い努力で結果を勝ち取っていく姿。

まさに少年ジャンプの「友情」「努力」「勝利」を体現する主人公。それが重岡大毅です。