エデンの西の片隅で

140字では足りない時に。

真田佑馬の中にあるかもしれない小部屋

自担の初主演舞台

なおかつ原作小説の世界初舞台化

という、とてもおめでたい舞台 TABU タブー シーラッハ『禁忌』より

 

すっかり浮かれていたのですが、予想外にチケット争奪戦が激しくなりそうで只今戦々恐々としております。

だってそんなに見に行く人が多いだなんて思ってなかったし

もちろん真田担としては嬉しくも誇らしい反面、せめて1公演…できればトークショー込みで2公演は見たい…な…みたいな、希望を抱いて日々各種チケット販売サイトなどを眺めております。

 

一般販売日は3月22日!ご興味のある方はぜひ!役者真田佑馬は期待を裏切りませんので!

 

と、まぁ露骨な宣伝はこのくらいにして。本日の本題です。

 

役者さんにはいろんなタイプの方がいらっしゃいます。

台本を読み込んで読み込んで頭で考えてキャラクターを構築していく人。

まるでキャラクターが乗り移ったように演じる憑依型。

何を演じてもその人自身になってしまうAll俺タイプなどなど。

 

真田佑馬という役者は、おそらく頭で考えているうちにキャラクターが降りてくる、もしくは降ろしてくるイタコタイプの役者かなと、個人的には考えています。

ただこのイタコ、降ろしてきたものの扱いがあまり上手くないと申しますか、一度役に入り込むと舞台裏や私生活にも影響が出ることも多いようです。

その辺は不動の相方・野澤祐樹が「楽屋に看守長がいた」などと毎月雑誌で報告してくれていたので、読み返して「はいはい茶番茶番*1」と手など叩いて頂ければこれ幸い。

 

サーフィンやパワースポット巡り等、多趣味でアクティブな性質なので気分転換の手段には事欠かないようですが、彼が歴代演じてきたキャラクター達は、何だかんだで今も彼の中に棲み付いてそうだなぁと考えてみたところ、これがなかなか愉快でして。

 

もともと真田佑馬という役者に宛がわれる役はバラエティーに富んでいます。

私が見てきたものだけでも、冷酷非道な看守長や策士な天才児、恋する不良少年や反抗期のスリ師などなど、ダークな役もライトな役もこなす彼だけに、きっと彼の中にある小部屋はいつも騒がしいだろうなと容易に想像がつきます。

 

まずはお子様部屋。

こちらは弘樹くん*2や湧くん*3、それにチャラ*4辺りがサッカーやカードゲームに興じる平和なお部屋です。

 

その隣はちょっと背伸び組。

淳也くん*5と鷲くん*6は最初はお互い牽制したり無視したりしますが、どちらも根はいい子なのですぐに馴染むことでしょう。

 

大人部屋(もしくは多国籍部屋)では飲酒が解禁されますが、何せコールドウェル*7が明るい酒乱なので、付き合わされるライナス*8は若干うんざりするかもしれません。

 

しかしだからと言って、最後のお部屋に行くわけにもいきません。

なぜならそこでは、真田看守長*9と朔也くん*10が一般人にはおおよそ理解できない会話(舌戦ともいう)に興じているから。単純明快なライナスに耐えられるはずもありません。

 

……並べてみると、さなちゃんよく人格分裂起こさないなぁと感心しますね。さすが役者。

でもやっぱり楽屋やトイレで遭遇すると心臓によろしくない人も数名いますね。さうが野澤。(あれ)

 

さて、もうすぐこの小部屋に『TABU』のゼバスティアン・フォン・エッシュブルク(通称:エッシュたん)が仲間入りするんですよー。

エッシュたんはどのお部屋に入るのでしょうか。

 

楽しみすぎて主演と発表されたその日に本屋に走って原作GETして当日読破してしまいました。(そしていい大人なのに知恵熱を出した)

原作も長編とはいえ読みやすい文体で一気読みできるものなので、舞台を観に行かれる方もそうでない方もぜひ。

 

禁忌

禁忌

 

 

結局最後も宣伝で締めました。反省はしていません。(ドヤ)

*1:クリエで京本大我や田中樹などが生み出した名言。本当後輩達には毎度ご迷惑をおかけします。

*2:『1リットルの涙の池内弘樹』。主人公の弟。

*3:『ハンチョウ』のゲストキャラ・稲垣湧。DQN♀に惚れられてDQN♂にボコられて散々な目にあった女難のサッカー少年

*4:3年B組金八先生第8シリーズ』の岩崎浩一。諸事情によりこのシリーズ自体割となかったことにされがち。

*5:ゴーストママ捜査線』の長谷川淳也くん。回を追うごとにワイルドがマイルドになっていった恋する不良少年。

*6:『HOT SNOW』のダンス少年・山口鷲。父親の若かりし頃が野澤祐樹とはなかなかざわつく案件。

*7:銀河英雄伝説』の自由惑星同盟スパルタニアン部隊所属の陽気なパイロット。

*8:オーシャンズ11』のライナス・コールドウェル。本人も天才的なスリ師だが、父と比べられると拗ねる永遠の反抗期。

*9:『少年たち』で異彩を放った東の看守長。私が真田担になるきっかけとなったキャラクターでもある。

*10:『心療中』の天才少年・相川朔也。真田キャラの中では珍しい(?)彼女持ち。