エデンの西の片隅で

140字では足りない時に。

役者さんきっかけでヒプステにinする方向け・ヒプマイ予習資料紹介

ヒプステ初日おめでとうございます!

 

宗教上の理由*1によりノータッチの予定ですが、TLではちらほら話題や評判は伺っております。

とかくチケット18,000円のインパクトが強い舞台ですが、そもそも原作は漫画?ゲーム?というお声もちらほら見受けられます。

 

舞台を観に行かれる方は、事前に原作を予習していく派、先入観なしの真っ新な状態で観たい派など様々だと思います。

 

ヒプノシスマイクはいろんな意味で癖が強い珍味のようなコンテンツですが、無料で公開されている内容でも予習には充分かと思いますので、ヒプマイ沼に浸かって1年と半年ほどが過ぎた開店休業中のジャニヲタ視点で、取り急ぎご自宅や移動中にお手軽に予習できる資料をご紹介します。

 

基本的に公式のURLを貼るだけの金銭も何も発生しないヲタクのまとめ記事ですのでお気軽にどうぞ。

ついでにそのまま、声優さん達が楽しくドンパチラップしてる本家の沼にもおいでませー(隠す気のない本音)

 

 

【初見で誰もが戸惑う根本的な疑問から】

Q.そもそもヒプノシスマイクの原作って何?

A.音楽です。

これは後述する公式サイトにも明記されていますが、ヒプノシスマイクは「音楽原作キャラクターラッププロジェクト」*2と銘打っているとおり、原作は音楽、つまりキャラクターをイメージしてプロの作家さんや現役バリバリのヒップホップ界の猛者達が作り、キャラクターを演じる声優さん達が歌う曲こそが、ヒプノシスマイクの原作です。

 

Zeebra氏を始め、ヒップホップには疎い私でも知っているようなビッグネームや、少し変わったところではオリエンタルラジオの藤森慎吾氏など、作り手ももちろんガチです。

 

演じながらラップをする声優さん達も、キャリアの長短やラップの経験の有無は様々ですが、曲が増えるごとにどんどんスキルアップされていきますし、本職が舞台畑の方など、ステージ慣れしている声優さんも多いので、今年9月のライブもめちゃくちゃ楽しかったです。円盤お待ちしてます。(どさくさ)

 

本当、いろいろやらかすし、ポンコツか!と思うことも多々ありますが、こと音楽に関しては信用できるコンテンツなので、今後も原作は音楽という芯はぶれないでしょう。

 

【まずは無料で閲覧・試聴できる公式コンテンツ】

Q.とりあえず設定や世界観を知りたい。

A.まずは公式サイトへGo!

hypnosismic.com

何はなくともとりあえずここです。

ABOUTなんて分かりやすい項目はないので、MENUからCHARACTERをクリックしてください。

何とそこにはキャラクターのプロフィールだけでなく、STORY&相関図まで!

……正確には、公式サイト内のCHARACTERページで、基礎編はほぼ事足ります。

何ならコンテンツができた初期は、本当にこのページと各キャラクター1枚ずつの立ち絵、1、2曲のPVしかなかったらしいですから。

よくぞここまで大きくなったなヒプノシスマイク。

 

Q.曲はCDを買わなきゃダメ? DLもできる?

A.公式YouTubeチャンネルでフルサイズのMV(キャラクターの立ち絵+声優さんのレコーディング風景)がいつでも無料で視聴できる曲が複数あります。

www.youtube.com

 

……本当、DL購入すら難関のジャニヲタからすれば信じ難い暴挙ですが、フルサイズMVが無料配信なんです。

主にDivision All Stars、つまり12人(ないし18人)の主要キャラクター全員が参加している曲が対象ですが、公式プロフィールと世界観&相関図を何となく把握した次のステップとしては、各キャラクターの自己紹介的な全員曲はオススメです。

 

まずは全てはここから始まった1曲目。


ヒプノシスマイク Division All Stars「ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-」Music Video

 

まさに自己紹介ラップ。冒頭に世界観の説明がまぁまぁのスピードで流れていくのもご愛敬。

 

ちなみにこちらは初期から参戦しているイケブクロ・ヨコハマ・シブヤ・シンジュクの4ディビジョン合計12名のみですが、先日発表されたタイトルに「+」がついたVer.には、新たにラップバトルに参戦することが発表されたオオサカ・ナゴヤの2ディビジョンも含めた18名が参加しています。

微妙に、微妙に初期の12名の部分も編集変わっててくそ!と思いながら両方のMVを見てます。


ヒプノシスマイク Division All Stars「ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-+」

 

次にご紹介するのは私個人の沼の入り口。


ヒプノシスマイク Division All Stars「ヒプノシスマイク -Division Battle Anthem-」

 

たぶん一番再生したMV。もう沼。全てが沼。曲もリリックも映像も良くてただただ沼。

 

そもそもこのMV、1曲目よりも声優さんの顔がはっきり見えましてね、「左馬刻様の中の人の顔が好きかもしれない」と思ってしまったのが、深沼こと浅沼晋太郎さんを知っ(以下略)

 

ちなみに公式チャンネルが頭おかしい(褒めてる)のは、MVだけじゃなくてライブ映像も1曲丸ごとフルサイズで公開してるところです。

配信された時、全編映像化を…!と全ファンが血涙を流したところ、「オッケー! じゃあ2ndライブと3rdライブ、全編Blu-rayにしてアルバムの特典につけるね!」とつけちゃうのもさ……本当、ヒプマイくんは音楽に関するところは信用できる子だから……。


ヒプノシスマイク -Division Rap Battle- 2nd LIVEより「ヒプノシスマイク -Division Battle Anthem-」

 

こちらの映像でも分かるとおり、ステとは違ってウィッグやメイクはしませんが、衣装は各キャラクターのイメージに合ったものを選ばれていましてね、特に我が推しディビジョン・ヨコハマの御三方におかれましては、そもそものスタイルの良さも相俟ってもう(以下略)

 

他にもドラマパートがなかなかのボリュームで公開されていたり、各ディビジョン曲のPVもミニサイズですが公開されておりますので、とりあえず原作の音楽とキャラクターはこんな感じなんだなと掴むにはもってこいです。

 

それ以外に無料で視聴できるものとしては、公式ニコ生と、先日から始まったヒプノシスRADIO あたりでしょうか。

 

ニコ生は主に山田一郎役の木村昴さん、山田二郎役の石谷春貴さんがMCとして月1回配信されています。

たまに他の声優さんや、楽曲提供されたアーティストの方も出演されます。

各種コラボなどのお知らせもだいたいここでやります。

前半部分は無料ですが、視聴するにはニコ生の会員登録が必要ですし、ニコ生は無料会員だと混み合ってきた時にはじき出されてしまうこともあるので、心配な場合はTS予約して期間内でゆっくり見るのも一つだと思います。

 

ヒプノシスRADIOは、声優さんではなくキャラクターが週替わりのラジオDJとして放送しているという(設定の)番組です。

www.tfm.co.jp

こちらはradiko等はもちろん、提供のSpotifyのアプリからはラジオでは未公開の部分や過去放送回も聴くことができます。

毎回ヲタクが耳から甘い毒薬を流し込まれて瀕死になりますが、ちょいちょい設定らしきものも投げ込まれるので、繰り返し聴いてはまた死(以下略)

 

 

【原作にも課金しようかなという気がしてきた方向け】

Q.手始めにどこから手をつければいい?

A.CDです。CDを買うのです。(DL購入でも可)

公式サイトのMUSICをクリックすると、CD情報が出てきます。

各種公式DLはもちろん、Spotifyでも聴けます。

 

各ディビジョンのCDには、各キャラのソロ曲、チーム結成までの経緯+αのドラマトラックが収録されています。

 

VSのCDには、バトル曲、各ディビジョン3名での曲、バトル前のドラマトラックが収録されています。

 

ディビジョンによってCDの枚数違わね?と思われた方、バトルはCD購入者の投票による勝ち抜き戦だったので、優勝したディビジョン(シンジュク)は第1回韻踏闘技大会だけで最大4枚のCDを出すことができたのです。シビアです。ヨコハマは準優勝だったので3枚です。

 

 

Q.漫画もあるの?

A.現在3誌でそれぞれ別の作画担当の手によって連載中です。

コミックはまだ1~2巻までしか出ていないので、まだ追いやすいかと。

ただ、後発の上に連載なので、ドラマトラックに追いつくのはまだまだ先ですし、予習にはあまり向かないかもしれません。

 

 

Q.ゲームもあるの?

A.予定はありますが、先日配信延期が発表されました。

所謂音ゲーアプリになる予定。現在鋭意開発中(らしい)

 

 

Q.で、結局設定全部網羅しようと思ったらどうすればいいの?

A.公式に設定資料集出してくれるよう要望出しましょう。さぁ!ぜひ!(私も欲しい)

正直、雑誌等のインタビューでもぽろぽろ「は?それ初見ですけど?」みたいな設定が落ちてきたりするし、かといって雑誌全ページスキャンして掲載してしまうような文化は(少なくとも私の見える範囲では)ないので、雑誌を買いそびれると情報を追いきれないところはあります。

 

でも1年半ヲタクしてるけど、特にそれで困ったことはないので、気長に設定資料集を待とうと思います。

冊子で出しちゃえばサイレント修正できないしね!(やめなさい)

 

というわけで、いろいろありますが、間違いなく音楽に関しては本気で真摯なのがヒプノシスマイク。

設定はぶっ飛んでますが、2.5次元やジャニーズでトンチキ慣れしてる方ならきっと大丈夫。

このまま声優さん達が楽しくドンパチラップしてる本家の沼にもおいでませー(隠す気のない本音)

*1:ヒプマイヲタとしてよりジャニヲタとして

*2:本当はさらに「声優」の二文字も入っていましたが、ヒプステ発表前後にしれっと消されていたため、少々大きめのボヤ騒ぎとなりました。この他にもキャラクターのプロフィール等のサイレント修正も多発しており、ヒプマイくんそういうとこやでと言われる所以でもあります。